今年で71回目となる伝統あるマカオ市街地レースに「新世紀GPX サイバーフォーミュラ」SUGOアスラーダチームが現れた!?
「UNO Racing Team」&「TARMAC WORKS」と「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」シリーズのコラボレーション企画を徹底レポート!
本編シリーズオリジナルスタッフの河森正治も予選レースの裏側を密着取材!
河森氏とわれわれ取材チームは2024年11月16日の予選レースを訪れました。関係者のみが入場できるレースチームパドックに訪れると、参戦する23台のレーシングカーが出走前の最後のメンテナンスをしており、各チームの強い緊張感が伝わってきました。
今回のコラボチームである「UNOレーシング」のピットガレージに到着。
そこにはSUGOアスラーダ仕様のAudi R8 LMS GT3 evo II が!
到着するや否や、この車体のデザインを手がけた河森氏が目をキラキラさせてレースチームメンバーに矢継ぎ早にテクニカルな質問を投げかけます。UNOレーシングチームのみなさんもサイバーフォーミュラの大ファンで、河森氏への尊敬の念とともにこの夢のデザインカーへの深い愛着を語ってくれました。
車体デザインはアウディR8の実車モデルをベースにSUGOがアレンジするとどうなるだろうか?という発想で河森氏が考案。SUGOアスラーダの特徴的な白、青、赤のパターンが見事にリアルカーへと昇華しました。出走カーナンバーはこだわりの「30」。ボンネットのセンターには大きなSUGOアスラーダエムブレムが輝きます!
ドライバーのジェームス=ユーさんは期待の若手ドライバー。世界屈指の難易度と言われるマカオ市街コースには今回初めて出るとのことで、やや緊張気味。しかし、流暢な日本語で河森氏とマシンのセッティングやテクニカルな点について直接意見を交わしていました。30年以上も前に誕生したアスラーダG.S.Xは5LのV10エンジン。なんとこのアウディR8のスペックに近似値となっており、河森氏がTVシリーズ制作時点から抱いていた技術的先見性に驚く一同。
さて出走直前、いよいよレーシングスーツを纏ったジェームスさんが登場。レーシングスーツデザインは吉松孝博氏によるもの。背中に大きくあしらったSUGOエムブレムが誇らしく輝いてみえます。取材陣による注目は一際大きいものでした。
いよいよSUGOアスラーダ仕様のマシンが、マカオ市街に降臨するその時が訪れました!
轟音とともに市街地を駆け抜けるGTカーの戦い。わたしたちはピットガレージのチームメンバーとともに見守ります。
予選レースは12周で争われ、結果、我らがUNOレーシングチームは21位となりました。
無事にガレージへと帰還するアスラーダ。暖温かな拍手で迎えられます。
この結果を受け、翌日11月17日(日)の決勝レースにも出走。あいにくの雨天で荒れたレースとなりましたが、無事に20位で完走。初出場となったレースでの経験を、次回へと繋げていきたいと願うクルーとチームメンバー、スタッフでした。
レース後には河森さんのサイン会を開催。現地のファンとの温かい交流がありました。
河森さん、取材お疲れ様でした!
◆参戦総括◆
参戦レース | 第71回マカオグランプリ FIA GTワールドカップ |
日時 | 2024年11月14日 - 2024年11月17日 |
場所 | マカオ市街ギアサーキット |
チーム | UNO Racing Team |
車両 | Audi R8 LMS GT3 evo II |
カーデザイン | 河森正治 |
コラボコンセプトビジュアル&ドライバー衣装デザイン | 吉松孝博 |
レースクイーン衣装デザイン | 久行宏和 |
ドライバー | James Yu(UNO Racing Team所属) |
予選レース結果 | 21位 |
決勝レース結果 | 20位 |
以上